ミネラルって、普段フツーに生きていると、あまり気にすることも無いかと思いますが…
一方で、『足がツル人はマグネシウム不足だよ!』
なんて話を聞いたことがある方もいると思います^_^
今日は、そんな近くて遠い(?)ミネラルと筋肉に関するお話を。
マグネシウムって?
実は、冒頭に出てきたマグネシウム。
心臓のミネラルとも言われ、食べたものをエネルギーにするのに欠かせない大切なミネラルなのです。
マグネシウムは、体内の、実に600種類以上の反応に関わると言われています。
マグネシウム(Mg)は、緑のお野菜やアーモンドなどにもたくさん含まれてます。
このマグネシウム、普段は6割が骨や歯に、残りは心臓や脳、筋肉に貯蔵されています(生命維持に大切な装置ばっかり!!)。
この事実だけでも、人体に欠かせないミネラルってのが良くわかりますよね。
そしてそして…
足がつる人って、マグネシウム不足なの?!
実は、マグネシウムは、筋肉に関しては、筋肉を弛緩させる(ゆるませる)働きを持つの。
対して、筋肉を収縮させる(縮ませる)働きをするのは、カルシウム。
だから…
意に反してキュキューっと足がツル人は、マグネシウム不足って言われるの。
でもね…
じゃぁ、足がつるなら、マグネシウムめっちゃ摂ればいいのか!💡!
というと、そんな単純な話でもなく…
何事も、バランスって大切なのです。
何事も、バランスが大切。
マグネシウムとカルシウムのバランス?
この、マグネシウム・カルシウムの2つも、バランスがとっても重要なの。
マグネシウムとカルシウムのバランスを表す数字として、カルマグ比と呼ばれるものがあります。
カルマグ比とは、マグネシウムに対するカルシウムの量を表す数字で、カルシウム/マグネシウムで表されます。
例えば、カルマグ比が高すぎると、心臓病で死亡する率が高まるなんていうデータも上げられています。
このカルマグ比、理想は2:1と言われているけれど…
最新の見解では、これは実は、上限と考えた方が良いらしく…
理想は、カルシウム:マグネシウム=1:1~1.5:1くらいだそう。
ここで…
例えばカルシウムの代表と広く思われている牛乳(一般的なもの)などは、なんとカルマグ比 約11:1!
ちょーっと…カルシウム多いなぁというのがわかると思います^_^
牛乳は本来、牛のお母さんが、子牛に飲ませるもの。
人は、たまーにおこぼれにあずかるくらいで、ちょうど良いのかも。
ちなみに…
カルシウムを摂りたい方は、海藻や小魚(手のひらより小さいサイズ)、緑のお野菜などから摂るのがオススメです。
マグネシウムも、海藻や緑のお野菜などから摂れます。(なんと、クロロフィル(葉緑素)の中心は、マグネシウムなんだよ!)
それに、マグネシウムは経皮吸収もできるから、エプソムソルトなどでゆったり入浴されるのもオススメです^_^
実際、エプソムソルトでしっかり半身浴して眠るようになってから、夜中に足がつって目が覚めることが無くなった、とおっしゃっていた方もおられました。(※個人的な感想です。また、経皮吸収の量は図れないのでわかりません)
でも…でもでも。
骨=カルシウム!で育った私たち…
そう、思うよね…
私たち、骨=カルシウムで強くなる!!と思って育ちましたもの。。。
次回は、このあたりにも触れながら、マグネシウムとカルシウム、もう少し掘り込んでお話しますね。
ちなみに、私ってマグネシウム足りてるの?!カルシウムは!?
…と、気になる方は、簡単な方法でチェックできますので、TwitterDMより、ご連絡くださいネ^^
【KikuYoga Online主催】OL時代に忙しさとストレスから体と心を壊し、ヨガに出会って『生きやすさのヒント』を得る。自信の経験を活かし、『女性がどんなライフステージでも、自分らしく、幸せを感じられる生き方を選べる環境づくりのお手伝いとして、『家から一歩も出ずに、劇的に体型を整える1日10分のヨガ×栄養習慣』をご紹介しています。
ヨガ指導歴17年、未病栄養コンサルタント、すぺーすMOONLIGHT認定ライトスタッフ
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